焼畑を活かす 土地利用の地理学――ラオス山村の70年

This post is also available in: 英語

47.『焼畑を活かす 土地利用の地理学――ラオス山村の70年』

中辻 享(著)

刊行日:2025年2月
出版社:京都大学学術出版会

 

内容
「景観モザイク」のなかには優れた多様性がひそんでいる。一元的な制度を押しつける国家政策の影響や換金作物の導入に揺れ動きながらも柔軟に変化する農民らの生活を、微細な環境の差異に着目し、航空写真や衛星写真も利用しながら実証的に確認する。1940年代以降の70年の土地利用を見渡しながら、焼畑民の営みを明らかにした画期的成果。