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19. 『〈境域〉の実践宗教―大陸部東南アジア地域と宗教のトポロジー』
林 行夫 編 2009年2月
内容
冷戦の終結とグローバリゼーションの進展は、硬直化する国民国家や制度の対極に日常を生きる力としての宗教を生んでいる.近代の識字文化とメディアの言説 が世界を色分けする今日,人々が活路を築く「場」を、国境・僧俗・民族アイデンティティの三つの境域から照射.既存の「めがね」の狭間から、大陸部東南アジア地域の現在が見えてくる.