地域研究叢書

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1995年、東南アジア研究センター(当時)と京都大学学術出版会との間で覚書が交わされ、『地域研究叢書』が誕生しました。この叢書は、センター創立30年の節目に、これまでの蓄積のうえに地域研究のあるべき姿を求めていくうえで重要な発信の場として創設されたものです。現在、東南アジアはグローバル化の渦中にありますが、今こそ個々の地域に根差した地域理解、そして地域に即した世界認識が必要とされています。本叢書は、その課題に積極的に取り組むために、オリジナルな調査・資料に基づく、綿密な分析と独創的な着想による、地域研究への貢献となる書籍の出版を目指しています。おかげさまで、本叢書からは多くの受賞作が生まれていることも、学術的なレベルの証左となっています。

創刊当初は主に所員の発表の場でしたが、2000年からは外部からの投稿を受け付けるようになりました。本叢書は、東南アジア研究所出版委員会が専門家三名による厳正な査読を経て、出版を認めるものです。

 

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京都大学学術出版会
〒606-8315 京都市左京区吉田近衛町69 京都大学吉田南構内
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既刊一覧

40. 『衣装と生きる女性たち――ミャオ族の物質文化と母娘関係』
  佐藤若菜(著)2020年2月

39. 『タイ民主化と憲法改革――立憲主義は民主主義を救ったか』
  外山文子(著)2020年1月

38. 『病縁の映像地域研究――タイ北部のHIV陽性者をめぐる共振のドキュメンタリー』
  直井里予(著)2019年11月

37. 『小さな学校――カルティニによるオランダ語書簡集研究』
  富永泰代(著)2019年5月

36. 『18-19世紀ビルマ借金証文の研究――東南アジアの一つの近世』
  斎藤照子(著)2019年2月

35. 『東南アジアにおけるケアの潜在力――生のつながりの実践』
  速水洋子(編著)2019年2月

34. 『娘たちのいない村――ヨメ不足の連鎖をめぐる雲南ラフの民族誌』
  堀江未央(著)2018年3月

33. 『歴史の生成――叙述と沈黙のヒストリオグラフィ』
  小泉順子(編)2018年2月

32. 『市場を織る――商人と契約:ラオスの農村手織物業』
  大野昭彦(著)2017年3月

31. 『カンボジア農村に暮らすメマーイ(寡婦たち)――貧困に陥らない社会の仕組み』
  佐藤奈穂(著)2017年2月

30. 『暴力と適応の政治学――インドネシア民主化と地方政治の安定』
  岡本正明(著)2015年6月

29. 『天然資源をめぐる政治と暴力――現代インドネシアの地方政治』
  森下明子(著)2015年3月

28. 『現代ラオスの中央地方関係――県知事制を通じたラオス人民革命党の地方支配』
  瀬戸裕之(著)2015年3月

27. 『メコンデルタの大土地所有――無主の土地から多民族社会へ フランス植民地主義の80年』
  高田洋子(著)2014年3月

26.『屋敷地林と在地の知――バングラデシュ農村の暮らしと女性』
  吉野馨子(著)2013年2月

25. 『草の根グローバリゼーション――世界遺産棚田村の文化実践と生活戦略』
  清水 展(著)2012年1月

24. 『海域世界の地域研究――海民と漁撈の民族考古学』
  小野 林太郎(著)2011年3月

23. 『カンボジア村落世界の再生』
  小林 知(著)2011年2月

22. 『都市を生きる人々――バンコク・都市下層民のリスク対応』
  遠藤 環(著)2011年2月

21. 『世界システムと地域社会――西ジャワが得たもの失ったもの 1700-1830』
  大橋厚子(著)2010年7月

20. 『軍政ビルマの権力構造――ネー・ウィン体制下の国家と軍隊1962-1988』
  中西嘉宏(著)2009年6月

19. 『〈境域〉の実践宗教――大陸部東南アジア地域と宗教のトポロジー』
  林 行夫(著)2009年2月

18. 『東南アジア多民族社会の形成』
  坪内良博(著)2009年2月

17. 『境界の社会史――国家が所有を宣言するとき』
  石川 登(著)2008年3月

16. 『 バングラデシュ 農村開発のなかの階層変動――貧困削減のための基礎研究』
  藤田幸一(著)2005年1月

15. 『周縁を生きる人びと――オラン・アスリの開発とイスラーム化』
  信田敏宏(著)2004年12月

14. 『民主化の虚像と実像 ――タイ現代政治変動のメカニズム』
  玉田芳史(著)2003年7月

13. 『家族圏と地域研究』
  立本成文(著)2000年8月

12. 『ラオ人社会の宗教と文化変容――東北タイの地域・宗教社会誌』
  林 行夫(著)2000年4月

11. 『盆地世界の国家論――雲南、シプソンパンナーのタイ族史』
  加藤久美子(著)2000年2月

10. 『地域発展の固有論理』
  原 洋之介(編)2000年2月

9. 『地域形成の論理』
  坪内良博(編)2000年2月

8. 『〈地域間研究の試み〉(下) ―― 世界の中で地域をとらえる』
  高谷好一(編)1999年8月

7. 『インドネシアの地場産業 ――アジア経済再生の道とは何か?』
  水野廣祐(著)1999年5月

6. 『〈総合的地域研究を求めて〉―― 東南アジア像を手がかりに』
  坪内良博(編)1999年2月

5. 『〈地域間研究の試み〉(上)―― 世界の中で地域をとらえる』
  高谷好一(編)1999年1月

4. 『小人口世界の人口誌 ――東南アジアの風土と社会』
  坪内良博(著)1998年9月

3. 『地域研究の問題と方法 ――社会文化生態力学の試み』
  立本成文(著)1996年12月

2. 『新編「世界単位」から世界を見る』
  高谷好一(著)2001年9月

1. 『マレー農村の20年』
  坪内良博(著)1996年1月